山崎豊子 問題小説の研究―社会派「国民作家」の作られ方

個数:
  • ポイントキャンペーン

山崎豊子 問題小説の研究―社会派「国民作家」の作られ方

  • 鵜飼 清【著】
  • 価格 ¥4,730(本体¥4,300)
  • 社会評論社(2002/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 86pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 425p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784784509263
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

作家・山崎豊子が国民作家「山崎豊子」になる過程は、そのまま戦後社会の生んだ社会構造の歪んだ部分を焙り出している。一連の問題小説に何が盛り込まれ、ベストセラーになったかの道筋を追いかけながら、「事実とは何か」を問う。

目次

第1部 山崎豊子の小説作法(盗用問題の発端『花宴』;『白い巨塔』の制作方法 ほか)
第2部 朝日新聞社と和解した『不毛地帯』裁判(「朝日」報道と山崎豊子の提訴;裁判はどう展開されたか ほか)
第3部 山崎豊子は「戦争」をどのように捉えたのか(シベリア抑留と瀬島龍三の軌跡;戦中派が『不毛地帯』を讃美する背景 ほか)
第4部 山崎豊子を生む戦後日本の土壌(山崎豊子は戦後社会のどこに「人間ドラマ」をみたか;マスコミによって山崎豊子の温床が作られるという構造 ほか)

著者等紹介

鵜飼清[ウカイキヨシ]
1951年東京生まれ。早稲田大学社会科学部卒。出版社勤務を経て、編集工房パピルス設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。