目次
第1部 資本主義の農業的起源について―イギリス農業における三肢構造の形成と資本主義の成立(封建制から資本主義への移行をめぐって;問題の転回―マルクスの「資本の原始的蓄積」論;ハドソン、ブレナー、ウッドなどの近年の諸説 ほか)
第2部 経済学の成立とその対象としての農業資本主義(経済学の誕生―ペティからカンティヨンまで;フィジオクラートによる経済学の革新;農業資本主義の発展とアダム・スミスの登場)
第3部 宇野弘蔵の「重商主義段階論」について―その批判的考察(宇野弘蔵の重商主義段階論;イギリス封建制の解体と農業資本主義の形成;宇野「重商主義段階論」における諸問題)
著者等紹介
櫻井毅[サクライツヨシ]
1931年7月13日東京市に生まれる。1955年3月武蔵大学経済学部卒業。1961年3月東京大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学、67年学位取得。1961年4月より武蔵大学経済学部勤務、講師、助教授を経て、1968年4月教授。1992年4月武蔵大学学長。2000年3月学長退任、武蔵大学退職。現在、武蔵大学名誉教授、経済学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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