内容説明
敗戦、連合国軍が日本に進駐。英連邦占領軍空軍司令官が語るもうひとつの戦後史。激動の時代に生きたイギリス人の日本体験記。
目次
1 日本占領
2 束の間の退役
3 マッカーサーと朝鮮戦争
4 「バウチャーの書きっぷりが気に入ったね」―ウインストン・チャーチルとの一日
5 聖クレメント・デーンズ
著者等紹介
バウチャー,サー・セシル[バウチャー,サーセシル][Bouchier,Sir Cecil]
1895年英国に生まれる。第一次世界大戦中は英国陸軍砲兵隊員としてパレスティナに従軍。のちに空軍に入り、1918年には空軍士官となり、エジプトで空軍教官となる。1922年から25年にはファーンボローで、テストパイロット。1930年、空軍士官学校を卒業。1932年から1935年、インド空軍を創設。1940年のバトル・オブ・ブリテンでは、ロンドンのホーンチャーチ地区の指揮をとる。1945年のノルマンディ作戦ではスピットファイア戦闘機で空から上陸を支援。同年ビルマの司令官となる。1945‐1948年、日本占領の英連邦空軍司令官として岩国に滞在。朝鮮戦争中は英国陸海空軍参謀総長直属の個人代表としてマッカーサー司令部に参加。1968年にドロシー・ブリトンと結婚し葉山に住む。1979年に死去
加藤恭子[カトウキョウコ]
1929年生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業と同時に渡米・留学。ワシントン大学修士号。65年早稲田大学大学院博士課程修了。65年から72年マサチューセッツ大学で研究生活を送る。73~95年上智大学講師。現在は、(財)地域社会研究所理事。専攻はフランス中世文学。第43回日本エッセイスト・クラブ賞、第11回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞、第65回文藝春秋読者賞受賞
今井萬亀子[イマイマキコ]
1944年生まれ。1960年学習院大学文学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Fumi Kawahara