内容説明
「復帰」が前提とした「豊かさ」は空洞化し、「占領」というしかない沖縄の現実が続く。沖縄社会の“いま”を直視する。
目次
1 現代沖縄における「占領」をめぐって―一九四九年、占領者の記録から(「善政」と「忘れられた島」「教化」される「民主主義」 ほか)
2 琉球大学とアメリカニズム(占領者のまなざし;布令大学の誕生 ほか)
3 占領と現実主義(現実主義とその破綻;妥協へと導く者のまなざし ほか)
4 「復帰」後の開発問題(米軍占領期の「復興計画」;「復帰」後の開発 ほか)
5 集団就職と「その後」(移住者;集団就職者たちのUターン ほか)
著者等紹介
鳥山淳[トリヤマアツシ]
1971年生まれ沖縄国際大学・沖縄大学非常勤講師沖縄現代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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