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内容説明
サハリン特派員のみた林蔵の道。幻の北のシルクロード、北部大地震、謎のスターリントンネル、先住民や朝鮮人の暮らし…。国境地帯にたくましく生きる人びとの現在をルポする―。
目次
第1章 北辺に生きる
第2章 足跡と追って
第3章 日本と海を見つめて
第4章 サハリン北部地震
第5章 カムチャッカ半島へ
第6章 北方領土
第7章 ユジノサハリンスク
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
20
サハリンについては全然知らないので題名で購入しました。サハリンだけでなくカムチャッカや北方領土にも触れていて大変興味深い紀行文でした。北方領土は日本では残っていない自然に溢れているという話は印象的です。2021/02/22
いのふみ
0
一年間、当地に駐在した新聞記者によるルポルタージュ。現地民との交流、喪われてゆく自然、過疎化、劣悪な医療etc……。特に増加する犯罪、ロシアマフィアとの関わりの記述は緊迫感がある。間宮林蔵、土地の歴史、民話への言及がもっと多ければもっとスリリングだっただろう。2012/02/28