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出版社内容情報
鎌倉彫刻は現実的写実主義へと向かった。源平の争いにより灰尽に帰した南都大寺は、
仏師たちに活躍の舞台を提供し、康慶率いる慶派が台頭してくる。康慶、運慶、湛慶へと
引き継がれる技、慶派の中で最多の作品を遺した快慶、そして湛慶亡き後の彫刻界まで、
日本彫刻史に新たな流れを作り出した多くの作品を紹介する。
【主要目次】
■写実主義への道
■十二世紀末の京都仏師
■南都復興―仏師活躍の場
■運慶―慶派の台頭
■快慶―傍流に在って
■湛慶と慶派
■鎌倉前期の京都仏師
■湛慶去りし後の彫刻界
・図版目録
・参考文献
■付論:来迎する姿かたち