出版社内容情報
【主要目次】
■はじめに
■一木彫の成立
三つの一木彫像/一木彫の頂点
■壇像と一木彫
壇像系の一木彫/一木彫造立の背景
■奈良系の一木彫
奈良に現存する作例/他の地域の作例/奈良の僧の地方での活躍
■天台系の一木彫
文献にみる延暦寺の仏像/現存する仏像
■真言系の一木彫
空海の流れにある諸像
■おわりに
・図版目録
・参考文献
■付論::神仏習合と一木彫
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
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h030、前に読んでいたことのある仏像のシリーズ(文化単位や元号で区切られていたようです)と違って平安時代前期という大きな括りになっていて、そのせいなのかだいぶラインナップに変化があったのが気になるというか…時代が細かく特定出来ないものが含まれるということなのかな…仏像って伝来品なためかちょっとルール独特だなぁ。聖武天皇の時代の鑑真の影響ではないかという仏像の系譜や(記名の習慣がないようで)、平安初期の空海や最澄などの名前もちらほら。中国にすでに同じ形式が残っておらず難しいというのがなんとも悩ましい話…。2017/03/01
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