目次
序章 中世の禅宗と儒学をめぐる研究状況
第1部 禅僧の経済活動と知識形成(南北朝期における東班僧の転位と住持;室町期における東班衆の嗣法と継承;禅僧の荘園経営をめぐる知識形成と儒学学習)
第2部 禅僧の儒学と足利学校(中世後期関東における儒学学習と禅宗;足利学校と伊豆の禅宗寺院;道庵曾顕の法系と関東禅林の学問 ほか)
第3部 儒学に付随する科学知識(江西龍派の農業知識;月舟寿桂と東国の麦搗歌;桃源瑞仙と武家故実の周縁 ほか)
終章 室町の文化から江戸の科学へ
著者等紹介
川本慎自[カワモトシンジ]
1975年、岡山県生まれ。現在、東京大学史料編纂所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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