輿をかつぐ人びと―駕輿丁・力者・輿舁の社会史

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輿をかつぐ人びと―駕輿丁・力者・輿舁の社会史

  • 西山 剛【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 416p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784221080
  • NDC分類 384.3
  • Cコード C3021

内容説明

輿を舁くという行為そのものの社会的な意義とは何か。本書は、前近代社会における職能集団のなかでも、天皇や将軍、公家や武家、有力な寺院や神社など、各権門の有力者の移動に際して輿を舁き、その移動を直接的に担った人々を対象とし、その存在形態および実態を、中近世を通じた長期的なスパンで考察し明らかにすることを目的とする。行幸や北野祭礼に興舁として勤める禁裏駕輿丁、祇園会の神輿駕輿丁や山道での職能をもつ八瀬童子、天皇の葬送儀礼に関わる大雲寺力者など、異なる社会層の中で活動する「輿舁」の実態に光をあて、諸側面を比較することで、「輿舁」がいかなる身分であり、社会の全体構成のうち、いかなる位相に定置されるのか、さらにはその職能の実態や社会的機能について探る。

目次

研究課題の設定
1 禁裏駕輿丁―天皇の輿を舁く人びと―(中世前期における禁裏駕輿丁の存在形態;中世後期における禁裏駕輿丁の展開―左近衛府駕輿丁「猪熊座」の出現をめぐって;中世後期における北野祭礼の実態と意義;禁裏駕輿丁の近世的展開)
2 力者と輿舁―御輿・棺・神輿を舁く人びと―(職能民としての八瀬童子;朝廷葬送儀礼における力者の活動―大雲寺力者と天皇葬送;中近世における祇園会神輿をめぐる人々―祇園会神輿駕輿丁をめぐって;中近世における輿舁の存在形態と職能)
前近代社会における駕輿丁・力者・輿舁の存在形態

著者等紹介

西山剛[ニシヤマツヨシ]
1980年大阪府柏原市生。2013年総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、京都府京都文化博物館主任学芸員。専攻は、都市社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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