関西学院大学研究叢書<br> 装いの美術史―織りと染めが彩なす服飾美

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関西学院大学研究叢書
装いの美術史―織りと染めが彩なす服飾美

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784220533
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C3070

内容説明

人はなぜ装うのか。衣服は体温の調節や身体の保護という実用性のみならず、装う者の身分や帰属の表示、自己の表現など様々な役割をもつ。服装は社会のなかで生まれ、他者の視線と自己の意識によって変化し、時に制度となり、あるいは時世粧となって歴史のなかに刻まれてきた。絵画に描かれた服飾を読み解き、その服飾を彩る織りや染めの技法を解明し、文様の意味を問えば、それを着る人の立場や時代背景、ときには心情までもがみえてくる。将軍・僧侶・姫君から通人まで、日本人はどのような服を装ってきたのか。歴史をつうじて服飾のもつさまざまな意味を探る。

目次

第1章 和の装い 四季をまとい、常磐をねがう
第2章 仏法を装う 染織史から視た袈裟
第3章 裂の装い 茶席に彩りをそえる名物裂
第4章 外交の装い1 足利義満の「日本国王」冊封
第5章 外交の装い2 龍になれなかった豊臣秀吉
第6章 姫君の装い 桃山時代の華麗なる服飾
第7章 傾く装い 片輪車の文様史
第8章 花洛の装い 東福門院の小袖から友禅染まで
第9章 物語る装い 文芸を模様にした小袖
第10章 「いき」に装う 江戸で生まれた服飾美

著者等紹介

河上繁樹[カワカミシゲキ]
1956年生。1981年関西学院大学大学院文学研究科博士課程前期課程(美学専攻)修了。同年文化庁文化財保護部美術工芸課文部技官に就任。1990年京都国立博物館へ転勤、学芸課主任研究官、工芸室長を務める。1994年~2001年京都大学大学院人間・環境研究科教官を併任。2001年4月より関西学院大学文学部教授。論文「南宋絹織物にみる二、三の特色について」において1990年度の國華賞(朝日新聞社、國華社主催)を授賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。