目次
第1部 映像メディアの大衆化―幻燈全盛の時代(社会教育ツールとしての幻燈―鶴淵幻燈舗を中心に;布教活動としての幻燈―中島待乳と池田都楽を中心に;口演童話「お伽噺」と幻燈―雑誌『少年世界』の幻燈利用)
第2部 子供たちの映像文化―玩具映画全盛の時代(幻燈から活動写真のはざま―家庭用映像機器広告にみる混淆;視覚玩具文化とその流行;玩具映画の産業構造)
第3部 アマチュア映画と教育映画のナショナリズム―小型映画全盛の時代(フランス小型映画の世界市場戦略と日本;混淆する小型映画の栄枯盛衰―国家統制の陰;「教育映画」から「文化映画」、そして幻燈復活へ)
著者等紹介
福島可奈子[フクシマカナコ]
大阪芸術大学芸術計画学科卒業。ブリュッセル自由大学大学院哲学・文学研究科映画分析とエクリチュールコース修士課程修了。神戸大学大学院国際文化学研究科日本学コース博士後期課程修了、博士(学術)。武蔵野美術大学非常勤講師、日本学術振興会特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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