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出版社内容情報
日本独自の料理「和食」。
「和食」という言葉は近代に入って生まれたが、ではその料理自体はいつ、どのようにできあがったのか。また、その独自性はどうして生まれたのか。
シリーズ第5巻では、「和食」成立までの歴史を学ぶ。
はじめに―歴史と和食―
序 米文化と和食
一 和食の形成
米文化の成立/神饌料理/大饗料理/精進料理
二 和食の完成と展開
本膳料理/出汁と発酵調味料/料理流派と料理書の成立/懐石料理
三 和食の発達
料理屋と会席料理/料理書と料理本/発酵調味料と和食の広がり/江戸時代後期の料理文化
四 和食の新展開
西洋料理の移入/和食の見直しと衰退/新たな和食へ
おわりに―和食の特色と将来―
原田 信男[ハラダ ノブヲ]
1949年生.明治大学大学院博士課程中退(史学博士).国士舘大学21世紀アジア学部教授.主な編・著書に『江戸の料理史』(中央公論社、1989年)、『歴史のなかの米と肉』(平凡社、1993年)、『食をうたう』(岩波書店、2008年).
内容説明
和食は「自然の尊重」という精神にもとづき、新鮮で多彩な食材に恵まれ、四季おりおりの自然の美にいろどられる日本列島に誕生しました。からだとこころの健康をたもち、家族や地域の絆となる、日本人がつくりあげた食文化です。
目次
序 米文化と和食
1 和食の形成(米文化の成立;神饌料理;大饗料理;精進料理)
2 和食の完成と展開(本膳料理;出汁と発酵調味料;料理流派と料理書の成立;懐石料理)
3 和食の発達(料理屋と会席料理;料理書と料理本;発酵調味料と和食の広がり;江戸時代後期の料理文化)
4 和食の新展開(西洋料理の移入;和食の見直しと衰退;新たな和食へ)
著者等紹介
原田信男[ハラダノブオ]
1949年生。明治大学大学院博士課程中退(史学博士)。国士舘大学21世紀アジア学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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