目次
総論編(本書の中心的課題、ならびにその射程;江戸中~後期における漢学学問方法の発展)
各論編1 古典テクスト研究の諸相(十八世紀日本儒者の『尚書』原典批判―中井履軒『七經雕題畧(書)』、同収「雕題附言(書)」を題材に
東條一堂の『論語』研究―權、道義と業務
久米邦武と『尚書』研究―清代考証学と宋・元・明経学の兼採の様相
思考様式醸成要素としての儒学テクスト読解の作法―「練熟」「組織セル念慮」の醸成装置として)
各論編2 古代言語への意識/接近(太宰春臺における古文の「體」「法」重視―古文辞「習熟」論に鑑みて;理解力・翻訳力・外国語習熟力―なぜ明治の知識層は漢学廃止に反対したか)
日本儒学における考証学的伝統と原典批判
著者等紹介
竹村英二[タケムラエイジ]
1962年生。豪メルボルン大学卒、米カリフォルニア大学バークレー校に交換留学生として在学。英ロンドン大学大学院修了。現在、国士舘大学教授。オックスフォード大学ペンブロークカレッジ、同大学クライストチャーチ上級研究員交流室(SCR)ならびにハイテーブルメンバー(2003、2004年)、慶應義塾大学訪問教授等を歴任。ケンブリッジ大学ロビンソン・カレッジ客員フェロー(2016年)、東京大学東洋文化研究所研究協力者(2014年~)等を兼務。著書に『幕末期武士/士族の思想と行為―武人性と儒学の相生的素養とその転回』(御茶の水書房、2008年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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