出版社内容情報
著者の近年の業績を集成。「裏千家 今日庵歴代」「茶の湯掃苔抄」「江戸東京茶の湯散歩」(深川編8篇・日本橋編16篇)で構成。
目次
第1部 裏千家 今日庵歴代(『南方録』にみる露地の思想―紹鴎と利休の節義について;『四座役者目録』の少庵―能と茶の湯との邂逅;茶室に托す侘茶の心―宗旦の又隠、今日庵、寒雲亭 ほか)
第2部 茶の湯掃苔抄(武相荘の白洲正子;柳宗悦の「茶衣メサデ」;宗観井伊直弼と水戸徳川家 ほか)
第3部 江戸東京茶の湯散歩(深川編;日本橋編)
著者等紹介
戸田勝久[トダカツヒサ]
1932年12月15日東京日本橋茅場町に生まれる。即日庵三世戸田宗寛の長男。慶應義塾大学大学院文学研究科修了。茶名宗安。裏千家今日庵業躰。茶道資料館上席研究員。元茶の湯文化学会副会長。『武野紹鴎研究』(中央公論美術出版)『武野紹鴎茶と文芸』(中央公論美術出版)により東京大学大学院より学術博士を授與される。『千利休の美学』(平凡社刊)により茶道文化学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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