感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
清水聖
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「これはほんとうの自分になろうとして苦労したいっぴきの毛虫の物語です。私自身のーわたしたちみんなのお話です。」「いっぴきの」「毛虫の」「物語」です。 「世界を花でいっぱいにするのには たくさんのちょうが必要です。」との作者の祈りは、心優しき平和主義者に向けたメッセージじゃないよ。 気難しく頑固な忖度すべき臆病者への「心温まる嫌味」だよ。お褒めの言葉は直接的かつ具体的に。お叱りの言葉は間接的かつ抽象的に。これって最後の手段だよね。この優しさをしかと噛み締めよう。2019/03/29
mari
1
全てが手書きの長い絵本。友情の物語かと思っていたら愛情の物語なのかな?何だか分からないけど上を目指して競争社会に生きる大人向け。もっと何か希望と新しい世界を求めて平和に生きよう、というメッセージかな。2013/12/04
なーに
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あれ。登録していなかったみたい。パックリ割れちゃってページ外れなどあったので修理して、再読です。生きること。愛すること。決断する勇気。苦しくて、切なくて。はち切れそうになる。変化を求め受け入れることあるいは拒絶すること、選択し決断することができるのは自分でしかない。読む毎に様々な想いが生まれる、大好きな本です。2014/12/07
civineco
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20歳で入院していた時、現在の夫がお見舞いに贈ってくれた絵本です。 何を思って贈ってくれたのか、今もって確認していませんが・・・・。 以来、30年近い紆余曲折を経て現在に至っております。 色々な読み方が出来る絵本です。 誰かを踏みつけて上を目指すしかない「叩き上げ」型と、「パラシュート降下」型でふんわりと上に乗っかること・・・。どちらが良いとか悪いとかではなく、他にも色々、もっと何か別の生き方の選択肢があるよね、というメッセージなのでしょうか。2014/02/02
深澤康弘
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はらからでた’いと’で みをくるみ、ぼくらは ときをこえる2012/11/07