内容説明
官那羅、修験者、鬼女紅葉…あまりにも人間的すぎて孤高に生きざるをえなかった「戸隠の鬼たち」の真相に迫る。
目次
1 鬼の官那羅と青葉の笛
2 さびしい鬼たち―戸隠の修験者
3 九頭一尾の鬼
4 猿の国のキララ(鬼裸々)
5 鬼のばくち
6 マーメイドを食った餓鬼
7 鬼女紅葉伝説
8 長い髪の女鬼―おまん
9 高原の白い鬼―ミズバショウ
10 越水の槐
11 鬼姫と津村信夫
著者等紹介
国分義司[コクブンヨシジ]
1937年福島県生まれ。東北大学大学院ドイツ文学専攻修士課程修了。名古屋工業大学教授としてドイツ語、日本文化史、日本工芸美術史を講義。現在、名城大学、愛知県立大学各非常勤講師。1968年、戸隠高原越水ヶ原に山荘建設。1980年から「鬼隠の会」(戸隠と名古屋を結ぶ文芸同人)を主宰し、雑誌『鬼隠』(1982‐1987年)を発行
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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