内容説明
日露戦争に出征した兵士たちが故郷の恩師に宛てた550通。戦地の日常、悲惨な戦闘、故郷への思慕…帝国主義全盛の20世紀初め、兵士の手紙から見えてくる日本の現実。
目次
第1章 小林彦次郎と軍事郵便
第2章 戦場へ
第3章 戦闘と兵士たち
第4章 戦場の現実
第5章 戦場は満州・朝鮮
第6章 日露戦争の大義と目的
第7章 兵士たちと軍事郵便
終章 軍事郵便は語り続ける
著者等紹介
桂木惠[カツラギメグミ]
1953年鹿児島県生まれ。上田小県近現代史研究会事務局長。信濃史学会会員、歴史教育者協議会会員。上田市公民館地域史講座講師ほかを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。