出版社内容情報
顔のシワに名前を付け、女性を脅す美容界。しかし私は怯えもひるみもしない! 身体各部56か所の開き直り方、エッセイで教えます。
せんべいを食べながらふと鏡を見たら、口のまわりに皺が! 夏の猛暑には、今までにかいたことのない汗が頭皮からあふれる。小唄の稽古に行けばなぜかノドが「えろえろ」し始め、テレビを見ても衰えた聴力では、若い女性の甲高い早口が「るれるれるらるら」としか聞こえない……。
「こうやってどんどん身体は衰えていくのね」とがっかりしても、心配しすぎて脳にマイナス要素を植え付けるのはかえってよくない。
ほうれい線だのゴルゴ線だの、顔のシワに新たな名前をつけて中高年を脅す美容界には屈せず、朝は「おはよう、ゴルゴ」とシワに向かって不敵にほほ笑む。手の甲、膝、腹、へそなど、身体各部56か所別に、エッセイで開き直り方教えます!
内容説明
意のままにならない身体には、ため息つきつつ笑うしかない。身体各部56ヵ所の開き直り方、教えます。群ようこのアンチ・アンチエイジングエッセイ集。
目次
皺
気管支
足の小指
男の乳
顔の影
股
美魔女の歯
薄毛
指
眉毛〔ほか〕
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954(昭和29)年東京都生まれ。1977年日本大学芸術学部卒業後、広告代理店、編集プロダクションなどを経て、本の雑誌社入社。エッセイを書き始める。1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。その後、作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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