検証・御嶽山噴火―火山と生きる 9・27から何を学ぶか

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検証・御嶽山噴火―火山と生きる 9・27から何を学ぶか

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784784072729
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0036

内容説明

噴火の瞬間、避難、救助、捜索、その後の山麓と人々…御嶽山を追い、見つめた信濃毎日新聞本紙計68回の連載を単行本化。苛烈な姿を現した霊峰御嶽山再び悲劇を繰り返さないために火山列島に暮らす全ての人への教訓。2015年度新聞協会賞。

目次

第1部 生死の分かれ目
第2部 できなかった「予知」
第3部 前例なき「救助」
第4部 心の支えを
第5部 山麓の模索
第6部 やるべきことは
火山と生きるために―七つの提言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

21
木曽町日義支所長平井武平さん(60)は現地到着後、情報収集を指示。警察が登山者に聴いてくれるだろう、と(91頁)。原久二男町長(63)は月明日に観光キャンペーン(大村秀昭愛知県知事(55)が呼びかけた長野・岐阜応援キャンペーンのこと)をしたのはなぜか、と、次男祐樹さん(26)を失った一宮市の所清和さん(53)より質問を受けた(170頁)。行政には遺族感情を慮る配慮が足りない印象である。2015/11/07

yamakujira

7
あれから3年も経つのかぁ。地元新聞社ならではの多面的な検証がなされる一方で、関係者や遺族への配慮から論調がぬるいのは仕方がないか。気象庁は情報提供をもっと積極的にするべきだったし、地元も近年に噴火している危険性を告知してほしかった。登山者も御嶽山が火山だと知らないなんて勉強不足だし、遺族も救助隊の二次災害を慮ってほしい。犠牲者の死因の一覧がないから実情も想像しにくい。正常性バイアスに囚われた人が多いだろうけれど、自分だって逃げ遅れたかも。なにより犠牲者に子供が含まれることが悲しいね。 (★★★☆☆)2017/09/19

はるわか

5
2014年9月27日午前11時52分、御嶽山噴火。犠牲者58人、行方不明者5人、けが人69人、戦後最大の火山災害。2015/11/08

じじょ

4
御嶽山の状態をなぜ入山者に伝えなかったのか、なぜレベル2にしなかったのか等々、疑問は消えない。伝わらないではなくて、伝えろ。知らなかったではなく、自然の中で行動することを意識して。自然災害と人災の怖さについて興味のある内容だった。2016/10/21

TOMTOM

1
御嶽山噴火から1年余り。なぜ、戦後最大の犠牲者が出たのかをさまざまな角度から検証している。御嶽山は火山であるという登山者の知識不足、地元自治体の情報提供不足。研究者にしたら論文を書いてなんぼになるので、噴火の少ない火山は研究対象から外れがち、大学の法人化に伴い研究費用が大幅に削減されたこと、火山予知はまだまだ確立されていないこと。地元自治体、県、国などの行政機関の連携が不足していることなどなど。個人的に一番悲しかったのは、御嶽観光会社の社員がほぼ全員解雇されたくだり。お世話になった方々の顔が浮かぶ・・・2015/10/24

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