内容説明
信州に響く夢のハーモニー。ちひろの絵50点×一茶の俳句112句。
目次
HAIKU WIND 春夏秋冬
小さきものへ
こどもだいすき
旅の空
ふるさと信州
バーチャル対談 生きとし生けるものをみつめて
ポケットメモ
著者等紹介
松本猛[マツモトタケシ]
1951年、東京都に生まれ、1年ほど長野県北安曇郡松川村で暮らす。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。母親である絵本作家・いわさきちひろの没後、1977年に世界初の絵本美術館となる「ちひろ美術館」を東京・練馬に、また1997年「安曇野ちひろ美術館」を松川村に設立。内外の絵本原画展審査員を歴任し、世界中の優れた絵本画家の作品収集に力を注ぐ。同美術館長を務める傍ら、2002年より長野県信濃美術館館長を兼務。長野県文化振興事業団理事、安曇野アートライン推進協議会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
44
大好きな、ちひろさんの絵と一茶の句。まるで、初めから相談しながら創作したように思うくらい、馴染んでいる。どちらが先だとかということもなく、同時に、現れたように思ってしまう。人を、自然を慈しむ眼が共通しているからではと思う。2023/02/27
葉っぱかさかさ
11
一茶の生涯を本で読んでも、句を味わう余裕はなかったなーと思い手に取った。ちひろさんの絵の世界に浸りながら句を感じる。せっかちな私でも、ゆったりとした時間を楽しめた気がします。生きとし生けるもの全てを等しく慈しむお二人でした。2018/04/02
やどかり
7
大好きなちひろさんと一茶、時空を越えた夢の共演。俳画集。小さきものや子どもへの優しいまなざしやふるさと信州などちひろさんの絵50点と一茶の俳句112句を紹介。ちひろさんの柔らかい水彩画の画風と一茶のわかりやすく親しみやすい句の絶妙なコラボにほのぼのと癒される。 2023/06/16
なおぞーちゃん
4
一茶って意外と子どもの句を詠んでいるんだなぁ。癒された。2016/06/06
めい
4
時空を超えた対談面白かったです。省略の美やじか付けなど、その意味の深さを感じられました。2014/05/29