内容説明
大相撲、アマチュア相撲界に精通した第一人者が、長野県の「相撲人」を発掘し光を当てた。江戸―昭和、幕内力士12人の詳細な「幕内全成績」と「長野県出身力士一覧」は貴重な資料。
目次
力士
『江戸時代』(雷電為右衛門「信州の生んだ史上最強力士」;君ヶ嶽助三郎「真田侯お抱えの実力派」;武蔵野弥助「非業の死、無念の硬骨漢」)
『幕末~明治時代』(鷲ヶ浜音右衛門「変動の時代に土俵沸かす;高ノ戸大五郎「美男の技巧派、大物食い」)
『大正時代』(槍ヶ嶽峰五郎「惜しまれる29歳の夭逝)
『~昭和時代』(太郎山勇吉「語り草の美男力士」;高登弘光「光る実力“昭和の雷電”」;信州山由金「終戦直後の土俵盛り上げる」;大昇充宏「素質は三役 惜しまれるひざのけが」若嵐武「大昇と同時昇進の“快挙”」;大鷲平「おおらかな相撲で人気」;春雷貴右「学生相撲で輝いた逸材」)
脇役(年寄・初代浦風林右衛門―「最強力士・雷電の師匠」;怪童力士・神通力国吉―「人気博した一人土俵入り」;第21代木村庄之助「“世紀の番狂わせ”を裁く」;三役格行司 木村今朝三「行司を退き錦島親方に」;床山の床鶴「職人技で結う大銀杏」;河原武雄「土俵の熱戦マイクで」)
その他(松村豊―「“世界戦略”進める日本相撲連盟会長」;石井鶴三―「信州と相撲愛した芸術家」)
現役の郷土力士(隆小山臣市―「大鷲以来の関取へ期待」;和木勝義―「東関親方が押す豊かな素質」;現役の郷土力士、行司、床山プロフィル)
資料
著者等紹介
京須利敏[キョウストシハル]
1943年4月、東京生まれ。法大相撲部出身。共同通信運動部で大相撲記者として健筆を振るう傍ら、法大相撲部監督も務めた。東京相撲記者クラブ会友。元日本相撲連盟広報委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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