内容説明
信濃の国のまほろばに、飛鳥仏教文化の流入に遡ること約一世紀から半世紀早く、高句麗仏教文化が信濃川を遡って来て善光寺を創建した―縄文時代から解き起こす壮大な仮説。
目次
序章 善光寺史への招待
第1章 “国のまほろば”としての信濃国
第2章 縄文記の信濃国の生活環境
第3章 弥生時代から古墳時代の信濃
第4章 青銅器および鉄器の信濃国文化前史
第5章 遥かなる日本海の彼方へ
第6章 朝鮮半島と高句麗文化
第7章 仏教文化の東漸と高句麗仏教
第8章 信濃国への仏教文化の伝来
第9章 善光寺の謎に挑む
終章 善光寺の文化史的意義
著者等紹介
杉山二郎[スギヤマジロウ]
1928年東京生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業。奈良国立文化財研究所、東京国立博物館東洋考古室長、仏教大学教授、国際仏教学大学院大学教授を歴任。元日本オリエント学会理事。著書に『大仏建立』(毎日出版文化賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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