内容説明
東海道のゴールは大坂だった!?江戸から京を結ぶ従来の「53次」に、伏見・淀・枚方・守口を加えた「57次」の宿場を巡るガイドブック。宿場周辺MAPや解説コラムも豊富に収録!
目次
1 日本橋~箱根峠(日本橋;品川宿 ほか)
2 箱根峠~大井川(三嶋宿;沼津宿 ほか)
3 大井川~七里の渡し(金谷宿;日坂宿 ほか)
4 七里の渡し~髭茶屋追分(桑名宿;四日市宿 ほか)
5 髭茶屋追分~高麗橋(伏見宿;淀宿 ほか)
著者等紹介
志田威[シダタケシ]
1943(昭和18)年生まれ。1967年、東京大学経済学部卒業後、日本国有鉄道入社。1987年に東海旅客鉄道(JR東海)経営管理室長以降、取締役総務部長、常務取締役、本社専務取締役、ジェイアール東海不動産社長などを歴任。現在は「東海道町民生活歴史館」館主兼館長、朝日大学客員教授、(財)恵那市観光協会「恵那観光大使」、(社会福祉法人)中部盲導犬協会評議員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なお
43
徳川家康によって創設された東海道宿駅伝馬制。幕府の役人たちがスムーズに移動できるよう、各駅に人足や伝馬が常備された。三代家光の時代、1624年に庄野駅が置かれ、「京までの53次・大阪までの57次」となった。昨年が400周年だったとの事。歌川広重の描いた「東海道五十三次」のヒットなどで大阪までの経路が忘れられがちだったようだ。各宿場の史跡や街道沿いの寺社、松並木や今も残る名物等が紹介されている。旅籠などの跡や歴史博物館に行き、当時の旅人たちを思い描くのは楽しい。宿場町を目的にして出かけてみたくなる。2025/03/02
Go Extreme
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川崎宿:最初の難関・六郷川 神奈川宿:幕末動乱期 保土ヶ谷宿:難所を超えた最初の宿 戸塚宿:客取り合戦 藤沢宿:時宗総本山 平塚宿:家康の別荘 大磯宿:松並木・海辺の別荘地 三嶋宿:清流のせせらぎ 沼津宿:千本松原 原宿:白隠禅師 岡部宿:江戸期の大旅籠 藤枝宿:円形の城・田中城下 嶋田宿:大井川 金谷宿:石畳の坂道 新居宿:江戸期関所 御油宿:歓楽街 藤川宿:むらさき麦 熱田宿:海の玄関口 四日市宿:伊勢参りの旅人 亀山宿:武家屋敷 水口宿:三筋の道 草津宿:二大街道の合流地 枚方宿:くらわんか舟2024/05/17
kaz
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写真の撮る場所、撮り方でかなりカバーされているのだろうと思うが、東海道のイメージが残る建築物等の写真に満足。図書館の内容紹介は『東海道のゴールは大坂だった!? 江戸・日本橋から大坂・高麗橋までの「東海道57次」の宿ごとに、代表的な史跡や観光施設を紹介。散策の参考になるよう、宿周辺の簡易的な地図も掲載する。データ:2023年12月現在』。 2025/01/21