内容説明
本報告書は2部で構成されている。第1部では、中小企業をマクロ的に理解する上で欠かせない視点である、(1)中小企業と基盤技術、(2)ベンチャー・ビジネスと起業家、(3)産業集積の機能、(4)産業の空洞化と地域経済について概括的に紹介している。特に近年は、産業集積の機能を活用した施策が世界各地で展開されており、静岡県でもファルマバレー構想やフーズ・サイエンスヒルズ、フォトンバレーなどの関連産業の集積を目指した施策が進められている。従って産業集積の理論などをやや詳しく紹介している。第2部では訪問調査した中小・中堅企業の調査結果を企業ごとにビジュアルに紹介している。各企業のユニークな製品及びそれを支える技術、さらには企業文化的なものもできるだけ紹介してある。
目次
第1部 中小企業と地域経済(中小企業の評価と技術基盤;ベンチャービジネスと起業家;産業集積の機能;産業の空洞化と地域経済)
第2部 静岡県を支える企業群(鉱業;食料品;繊維品;木材・木製品;パルプ・紙 ほか)
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