内容説明
中勘助の兄・金一と兄嫁・末子―中勘助の半生を左右した二人が語る、勘助の苦難と転機。明治から昭和にわたり、三人をとりまく人々を描く。勘助の疎開先の服織村で、幼き頃から「花咲爺」に親しんだ著者が愛情をこめて綴る二編。
著者等紹介
奥山和子[オクヤマカズコ]
1944年神奈川県生まれ、日本女子大学文学部国文学科卒。1967年県立静岡女子大学助手、駒沢学園司書、タツノコプロを経て、1970年代半ばから「日通文学」、次いで「全作家」同人として執筆。1988年から静岡市立中勘助文学記念館の事業に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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