内容説明
坂本龍馬を斬った京都見廻組今井信郎。末裔の著者が、残された資料から龍馬事件の真相を読み解く。維新後、洗礼、牧之原開墾、榛原郡農会長、初倉村長…と波乱の人生を送った静岡ゆかりの幕臣伝。
目次
第1章 坂本龍馬討殺事件考(謎の襲撃者;龍馬事件迷走す;龍馬事件の襲撃者発覚 ほか)
第2章 コールドケース「龍馬討殺事件」の検証(龍馬事件と官側調査の限界;龍馬討殺特命隊;見廻組の中核、佐々木小隊 ほか)
第3章 基督教徒になったサムライ見廻組今井信郎士魂録(狂乱怒濤の時代の幕開け;神奈川奉行所時代―英学派との交遊;関東郡代所(岩鼻陣屋)剣術教授時代 ほか)
著者等紹介
長谷川創一[ハセガワソウイチ]
1936年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。広島ホームテレビ元常務。1958年日本教育テレビ(現テレビ朝日)、1972年テレビ神奈川(TVK)、1989年ケーブルテレビジョン東京(CTT)、各社の開局編成を立ち上げる。編成、営業、ネットワーク、広報事業、経営調査、外国映画輸入交渉等のテレビ放送業務を担当、テレビ放送界に在籍40余年(日本記者クラブ会員)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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