内容説明
国際的環境が激しく変化する今日、地域社会は直接世界と交流し情報を発信するなど、主体性をもった活動が必要となってきています。静岡県では、「アジア・太平洋」と「健康・長寿」をテーマとして、国際的な学術フォーラムを平成八年度から開催しており、本県の学術研究の振興を図るとともに、静岡県が、高度な情報の交流・発信の拠点になることを目指しております。この度、「第二回静岡アジア・太平洋学術フォーラム」の中で行われたパネルディスカッション「お茶からアジアを考える」が出版されることになりました。私たちに身近なお茶に関するテーマについて、討論の成果がこのように情報発信の一つとして、広く皆様に提供されることは、このフォーラムの狙いでもあります。本書が、お茶を通じて静岡とアジアについて考えるよい機会となりますことを期待しています。
目次
第1部 文化としての茶、世界商品としての茶
第2部 お茶のルーツとアジアの文化―お茶からアジアを考える
第3部 日本のお茶、アジアのお茶(茶利用の始まり;中国の茶と日本の茶;静岡県の茶の歴史;茶文化の再発見)
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- 和書
- 実践貿易実務 (第4版)