出版社内容情報
現代社会の多様な問題―民族紛争、宗教戦争、ネオコロニアリスム、貧富の差など―に対する示唆が<クレオール>というコンセプトには様々な形で含まれている。
(あとがき)
<革命>と<カリブ海性>を刻む詩群―。クレオール文学の第一人者が、カリブ海の詩人たちを体系的かつ網羅的に紹介する決定版。マルチニック、グアドループ、ハイチなど、現地でのさまざまな交流を手がかりに、魅惑にみちた詩群を訳出し、各詩人の生きざまを活写する。
恒川邦夫[ツネカワクニオ]
著・文・その他
内容説明
“革命”と“カリブ海性”を刻む詩群―クレオール文学の第一人者が、カリブ海の詩人たちを体系的かつ網羅的に紹介する決定版。さまざまな交流を手がかりに、魅惑にみちた詩群を訳出し、各詩人の生きざまを活写する。
目次
第6章 ニコラス・ギエン―キューバ革命の“国民的詩人”
第7章 ジャック・ルーマン―現代ハイチ文学の“父”
第8章 マグロワール=サン=トード―ハイチの“呪われた詩人”
第9章 ルネ・ドゥペストル―稀代の“遍歴詩人”
第10章 フランケチエンヌ―“スピラリスム”の創始者
第11章 モンショアシ―マルチニックのクレオール語詩人
第12章 カリブ海の友だち―テレーズ・レオタン、アンリ・コルバン、ロジェ・パルスマン、エルネスト・ペパン
著者等紹介
恒川邦夫[ツネカワクニオ]
1943年生。東京大学博士課程中退。ソルボンヌ(パリ第3)大学文学博士。一橋大学名誉教授。華中師範大学(中国湖北省、武漢市)客員教授。専門はヴァレリー研究およびカリブ海・インド洋・アフリカ仏語圏の言語文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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