目次
Mujina
悪意Q47
脱出物語
しろいひとたち
遠泳家族
反故
アド・バルーン
日向坂の敵討
明日
大人の地層
ssWなんてきらいだ
転がっていく
片足
オレンジに流れていく
信じる世界戦
銀河教室
Sauve qui peut
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
17
む…『詩のトリセツ』(小林真大 著)では説明がつかない。文字を追っていくうちに、異空間に片足が入ったことだけは自覚された。2021/12/30
亜希
14
文喫に行くたびに手にとってしまう尾久さん作品(推しているなら嬉しい)。詩集はなにを読んでもいまいちピンとこないのだけれど、「日向坂の敵討」「片足」は響くものがあり、特に「銀河教室」は良かったなぁ。次は『倫理的なサイコパス』を読む予定です。2025/06/20
∃.狂茶党
9
割と物語性の高い詩である。 巻頭は『むじな』の書き換えのようなことであり、『パラサイト・半地下の家族』を連想するようなものもある。 主人公/語り手は一貫してないのだが、学生が多いようで、詩ではなく、詩のような小説を書いてもいいのではないかと、思わなくもない。 表題作に、作者は思い入れがあるのだろうが、悪意についてはよくわからない。ただ日常に苛立ちではない何かの齟齬を感じてるのであろうと思われる。 そんなこと、誰だって感じているだろうが、言葉にすることが大事。 表紙が醸す不穏さはない。2023/02/25
Iwata Kentaro
6
著者献本御礼。読むのが遅くてすみません。詩集なんて読むのは何年ぶりか。12,3年ぶり?日向坂の敵討が突き刺さりました。2022/09/22
のりのりの離島
0
読点の気持ちよさ。2021/12/09