内容説明
前世紀の前半、世界は荒れ地、パラダイス喪失、亡国愛の時代記号に病んでいた。21世紀の今、第二のオルフェが闇黒の幕をきり開き、反失楽と逆アポカリプスの歌を謳いだす。パウンド、エリオット、オーデン。長編伝記・説論詩集。
著者等紹介
高市順一郎[タカチジュンイチロウ]
1939年、徳島生まれ。桜美林大学名誉教授。博士(文学)。広島大学大学院修了(1964)。英国ケンブリッヂ大学英文科客員研究員(1979‐80)。米国イェール大学大学院英文科客員フェロー(1992‐93)。元「四季」会員・元「地球」同人。日本国際ペンクラブ/日本文藝家協会/日本現代詩人会会員。日本T.S.エリオット協会/日本エズラ・パウンド協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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