旅に生きて八十八年

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309022543
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

紀行文の第一人者の最新エッセイ集。米寿を迎える著者の、山あり谷あり秘境あり、の生涯の旅ごころを集大成する決定版。

【著者紹介】
1926年、東京生まれ。『旅』編集長を経て紀行文作家に。著書に、『秘話ある山河』『日本の秘境』『山村を歩く』『旅情百景』『山の奥岬の果て』『旅する愉しみ』(第24回交通図書賞)

内容説明

紀行文の第一人者の最新エッセイ集。米寿を迎えても、人生は旅。日本全国、山あり谷あり秘境ありの、生涯の旅を思う。『旅』編集者としての、松本清張「点と線」連載の思い出も。―旅ごころ、ここに定まりぬ。

目次

1 山へのあこがれ(山国へのあこがれ;双六池の雲 ほか)
2 余韻ある旅(月下の山路;人気のある山 ほか)
3 風景の記憶(モーツァルトの旅;初めての海外旅行 ほか)
4 古人の旅心(雪舟の見た実景;芭蕉の道づれ・曾良の人生 ほか)
5 人生は旅(「旅」との出会い;三つの「自得」 ほか)

著者等紹介

岡田喜秋[オカダキシュウ]
1926年、東京生まれ。紀行作家。旧制松本高校をへて東北大学卒業。学生時代より山と旅を愛し、紀行文を発表した。大学時代、仙台山想会を創立。1947年に日本交通公社に入社、月刊誌『旅』の編集部に配属、後ながく編集長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

5
旅に出たい出たいと思っていたところ、この本を見かけたので借りた。戦前の時代から旅に生き、戦後は雑誌『旅』の名物編集者として22年を勤め上げた筆者の、51本の旅に関するエッセイ集。この方、高等学校を信州松本で過ごしたそうで、長野の話が多くて嬉しかった。ちょうど松本と諏訪の辺りに行くつもりだったので。もともと登山家で、さらに全国を旅しまくってるので当たり前なんだが、各地の地理や山や道や文化、ホテルなんかについて、ホントに博覧強記。気軽に読めて楽しかった。2016/02/05

gokuu

2
仕事用だったけどしみじみよかった。『点と線』を松本清張に書かせた『旅』の名物編集長が、旅を通じて味わった人生や文学、芸術、日本、世界、出会い、、を綴った随筆集。八十八でまだ旅されてるんだ。整った文体と落ち着いたトーンで語られる知見が心地よかった。こういう人が旅文化を支えてきたのだな。ありがたい2014/03/19

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