内容説明
地上の光と影をみつめ、抒情と倫理のあわいで独自の音域を響かせる32篇。「声紋」「ルネ・マグリットを書く」の2章からなる、清冽な新詩集。
目次
1 声紋(春の窓;旗下;鬼百合の咲く頃;口無し川のこと;記憶 ほか)
2 ルネ・マグリットを書く(贈りもの;脱色;遭遇;願い;非戦 ほか)
著者等紹介
渡辺めぐみ[ワタナベメグミ]
立教大学文学部日本文学科卒業後法政大学文学部英文学科卒業。詩集に『ベイ・アン』(2001年)、『光の果て』(2006年、萩原朔太郎生誕一二〇年記念・前橋文学館賞)、『内在地』(2010年、第二十一回日本詩人クラブ新人賞)、『ルオーのキリストの涙まで』(2014年、第十一回日本詩歌句随筆評論大賞詩部門大賞)。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、日本現代詩入会、三田文学会、中原中也の会他会員。2011年から世田谷文学賞詩部門選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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