出版社内容情報
すべての生物のなかで生き永らえてきた微小ないのちに
宇宙原理が姿を表していることに
見えない未来の
本然が見えているのかもしれない
太平洋戦争の東京大空襲に遭遇した過酷な体験を基点に、深い海の声のなかに数多の歴史や生死の声を聴く。なおも言語表現として未来を模索しつづける、詩19篇。
田中清光[タナカセイコウ]
著・文・その他
内容説明
太平洋戦争の東京大空襲に遭遇した過酷な体験を基点に、深い海の声のなかに数多の歴史や生死の声を聴く。なおも言語表現として未来を模索しつづける、詩19篇。
目次
1 太平洋
2(夕菅;世界はいま;再生へ;風の声へ;濃霧のなかで)
3(あの日を忘れまい―若くして焼死した友へ;農民たち―その後に;姨捨考;哀弔歌―逝ける心親しき先人へ;色即是空;自然が)
4(日日のなかで;言語の新月;朝のめざめ;心の旅;光の紡錘;気象狂想曲;未来へ)