出版社内容情報
死ぬことも
生きることも
滅んだのに
宇宙の一点をいま
花の気配が
叛乱する
ここに花は咲くのか、なぜ咲くのか―いまも闇を落ちながら咲きつつ裂く声に耳を澄ませながら、新たな詩の力を考え感じていきたい。原発事故後に書き継がれた、花をモチーフとする、魂の17篇。
河津聖恵[カワヅキヨエ]
著・文・その他
内容説明
ここに花は咲くのか、なぜ咲くのか―いまも闇を落ちながら咲きつつ裂く声に耳を澄ませながら、新たな詩の力を考え感じていきたい。原発事故後に書き継がれた、花をモチーフとする、魂の17篇。
目次
月下美人(一)
月下美人(二)
夏の花
サガリバナ
花世の島
月桃
神の花々
ベニバナ
梅に来るひと
sakura
沙羅双樹
萩
月見草
ハチス
声の園
炎
詩人の故郷