出版社内容情報
人が経つ 時が交じる
「―まちんしゃい/もういないひとの声が降る/消えたトランクを胸に抱いていた/東へ いざ/おわりがはじまるようだ」(「夏のおわり」)。水のように形をかえる時間の汽水域に佇み、なつかしい人や風景、日常に滴るかすかな音をきく。23年ぶり、待望の第3詩集。
古賀大助[コガダイスケ]
著・文・その他
内容説明
水のように形をかえる時間の汽水域に佇み、なつかしい人や風景、日常に滴るかすかな音をきく。23年ぶり、待望の第3詩集。
目次
1 汽水(汽水;郡上;本を読む女 ほか)
2 東京ビット(篭原;赤羽;蕨駅東口 ほか)
3 夏のおわり(丹前;チャンポン;おっぺしゃん昇天 ほか)
著者等紹介
古賀大助[コガダイスケ]
1955年2月15日佐賀県生まれ。詩誌「座」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。