出版社内容情報
わたしはあの女(ひと)の声を聞いている
その声のなかから
いのちが甦るのを感じている
戦争、災害、そしていま―。
語りえないさまざまな声のひびく流の底に身をひたし、
時代を越えて生のかたちを自他に問い、歩いてゆく。
朝日新聞「天声人語」に掲載された代表作を収録、11年ぶりの新詩集。
高良留美子[コウラルミコ]
著・文・その他
内容説明
戦争、災害、そしていま―。語りえないさまざまな声のひびく流れの底に身をひたし、時代を越えて生のかたちを自他に問い、歩いてゆく。朝日新聞「天声人語」に掲載された表題作を収録、11年ぶりの新詩集。
目次
1 その声はいまも(その声はいまも;いのり ほか)
2 戦争のなかで生まれて(広島;老兵たち ほか)
3 夜の迷走(出逢い;海の色の眼をしたひとへ ほか)
4 物語の真ん中(坂道;物語の真ん中 ほか)
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- 子ども時代の内的世界