出版社内容情報
宙にひびく一編の生を
めぐり水のとよのあかり
日々の岸辺にふりくる
遠近の悲喜は
天からの遣り水
この日々こそ
曲水の宴
(「めぐり水」)
もう会えないひと、まだ名付けられていないものへ――。時の流れにたゆたう、遠く近くの生の明滅。世界のしじまに耳を澄まし、ひとひらの言の葉のあかりを灯す。15年ぶり、待望の第4詩集。装幀=三澤太樹
大石 ともみ[オオイシトモミ]
著・文・その他
内容説明
もう会えないひと、まだ名付けられていないものへ―時の流れにたゆたう、遠く近くの生の明滅。世界のしじまに耳を澄まし、ひとひらの言の葉のあかりを灯す。15年ぶり、待望の第4詩集。
目次
さくら
天秤ばかり
縄文の秋
里芋考
馬鈴薯のある風景
大根の思い出
新米礼讃
蒟蒻物語
めん いろいろ
お茶の時間〔ほか〕
著者等紹介
大石ともみ[オオイシトモミ]
1956年愛知県生まれ。日本現代詩人会会員、中日詩人会会員。詩誌「方舟」、「水馬」、「アルファ」、「aube」、「きょうは詩人」を経て現在無所属。岡崎・豊田中日文化センター各講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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