廃炉詩篇

個数:

廃炉詩篇

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 08時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ キガイ判/ページ数 150p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784783733607
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

震災後に一度は言葉を失った詩人が、礫の先にある光を目指して、いまこの世界を這い上がろうとする。自らと、そして世界に突きつける言葉の刃。希望はあるのか、絶望しかないのか。詩の言葉の絶対を疑いながら、素手で掴みとった真実の詩。

目次

俺の死後はいつも無人
終わらない遠近
逃亡
深夜に大型バスがもはや頭の中で激しく横転したままだ
百年の鯉
春と棘
震災ノート
廃炉詩篇
誰もいない福島

著者等紹介

和合亮一[ワゴウリョウイチ]
詩人。『地球頭脳詩篇』で第47回晩翠賞、『AFTER』で第4回中原中也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

14
☆☆☆ もう少し奥からの言葉を感じたい。表層の肯定否定や約束めいたリピートではなく、川底の石を転がすように、心の奥底の言葉を動かしたい。ガバリと寒い西東三鬼や中原中也の月夜の浜辺のボタンのオマージュがあった。震災後の詩は少し訴えるものがある。「さあ舟よ 夜明けを背負い 海原に あなただけの 帆をかかげよ 朝はどこか 朝はここだ あなたの胸の奥だ しるしの火だ(馥郁たる火を)」 「誰もいない福島 静かな雨の夜」のリフレインが響く(誰もいない福島)。 2015/01/31

aoi

3
頭に浮かんだものをほとんどそのまま書き出して、でも満たされなくて視覚でも何かを伝えようとする。そんな喫緊さのある詩集に感じました。震災について具体的に綴られた詩は、その雑多さを整理し受け止められるけど、そうでない詩はふわふわしてて不思議な世界に迷い込んだようになっちゃう。和合さんを知らねば深めていけないのかもしれない。2015/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7026181
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。