目次
豆腐冥府
しみごし
ハロー・オブ・ザ・リビングデッド
犬でもできる。
犬がひげんのがん
豆腐系譜
百脚御殿
ぱのらま怪道
剥がし剥がされ燈るのさ
蕎麦道拷問〔ほか〕
著者等紹介
疋田龍乃介[ヒキタリュウノスケ]
1988年、大阪市生まれ。詩誌「Aa」「PU」PDF詩誌「骨おりダンスっ」同人。『歯車vs丙午』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sk
1
技術を感じる。2014/01/19
わたなべ
0
なんて楽しい現代詩!2015/12/31
Cell 44
0
「そして歯車は絶叫する!/歯車が丙午に接近する!/丙午避けて歯車を覆いかかる!/歯車気づいて丙午押しつぶす!/丙午が耐える!/丙午が跳びはねる!/歯車が乱反射する!/(…)/互いにまわれ、めぐれ走馬灯!/輪廻も素直にひとまわり!/そして始まる(歯車VS丙午!」(「歯車VS丙午」)語感の良いずらし、重ね、舌の回転が詩の律動になっている……というだけではないように感じた。すべらかにすべる舌の土台のQ数や行頭操作など数々の視覚的仕掛けや言葉のイメージこそが、舌を持ち上げ回転させる絡繰となっているようにも感じた。2020/11/17