内容説明
“在ること”と“不在であること”をともに抱え込んで、解き放つ言葉の臨界点。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Z
6
10年ほど前に、知るひとぞ知る(失礼)、『現代詩手帳』という雑誌で素人時代の投稿詩を読んだ時は、下手したら田村隆一よりも言葉の強度があるのではないかという強い印象を受けた詩人の詩集がたまたま図書館で目に入り、手に取る。若干ボキャブラリーにゲンガク性を感じうまく昇華されてない感じはしたが、生命を主題にしたような若干優しさも詩風に加わり、著者の詩の変遷に興味を覚えた2024/11/08
ふるい
5
水(母、子宮)のイメージに貫かれている。傷もなにもかも抱えてそこに沈む。静かな場所であなたの名前を呼ぶ。2018/10/18
;
3
主体として確固たるものであることができない身体の痛み=抒情が高度な修辞において「痕跡」(藤原安紀子)として読まれるだろう八柳李花の詩は、「超越の不在」(安川奈緒)が共有されていた2000年代の現代詩のひとつの類型といってもいいと思う。2019/01/05
sk
0
理論的語彙と抒情。2014/01/24
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