内容説明
二つの国の間に自らの宿命を定め、言語の根幹にある詩の原郷へと分け入る。異邦の言葉で紡がれる魂の冒険、26篇。四川大地震への鎮魂歌「堰き止め湖」を含む二冊目の日本語詩集。
目次
梅雨
田舎町
ゴーリキーの死
狂想曲
墓
鳥との関わり
星
向日葵とわたし
海の顔
亡命者
箴言ではない
晩鐘
黎明
夢のなかの川
内田宗仁に捧げる挽歌
七月
記憶
西公園の手のひら
カメラ
絵
二階の娘
化石
夏祭
音楽
北京胡同
堰き止め湖
感想・レビュー
-
- 和書
- 時の向こう側
-
- 電子書籍
- 緋の墓標(5) 黄金鷲(ロマノフ)の残照