内容説明
森の泉に耳を澄まし、葦原の風を聞く、光を秘めた抒情。透き通った魂の眼差しで、うつろう盛衰の理りのなか、自己存在の不思議を問い、自然と生の融け合う儚くも確かな息吹きを美と捉え、必然としてのイマージュを紡ぐ新詩集。
目次
汽水域
雨期
秋までの水
こおろぎ
見えぬもの
日月
隠れ里
夢の空白
朝の庭
真昼の入江〔ほか〕
著者等紹介
中森美方[ナカモリヨシノリ]
1951年三重県熊野市に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 回帰するナツヤスミ