内容説明
イギリスで6万部以上を売り上げたベストセラー詩集、日本語詩の最前線をいく詩人と英語圏文学研究者の手によって、ついに邦訳刊行。空前絶後の詩の愉楽。
目次
スグリの実のなる季節
極北
ブラスネック
告解火曜日
越冬
ウェルドン・キーズを探して
捕球
二つの都市のロビンソン
答案用紙を開いて、始め…
海辺にて〔ほか〕
著者等紹介
アーミテージ,サイモン[アーミテージ,サイモン][Armitage,Simon]
1963年、イングランド北部ウェストヨークシャー生まれ。現在も、田舎と都会が交差する同じ地方に住む。非行少年を矯正する仕事や保護監察官として勤務しながら詩を書きはじめた。処女詩集『ズーム!』で大衆的な人気を博し、第2詩集『キッド』は6万部以上売り上げて、イギリス現代詩の新しい読者層を開拓した。テレビやラジオとのコラボにも積極的で、ミレニアムの節目や「9・11」をテーマにした長詩を書いてきた。現在までに詩集12冊、小説2冊。イギリスにおける事実上の桂冠詩人といってよい書き手である
四元康祐[ヨツモトヤスヒロ]
1959年、大阪生まれ。詩集に『噤みの午後』(萩原朔太郎賞)など。現在、ドイツ在住
栩木伸明[トチギノブアキ]
1958年、東京生まれ。上智大学大学院で英文学を学び、現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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