内容説明
20世紀前半の芸術運動を推し進めたアメリカン・モダニズムの巨匠ウィリアムズ。詩人は終生、町医者として土地の人々に向きあいながら、アメリカ口語でうたうことを自らの生き方とした。その生涯に出会った大切な友人たち、かけがえのない出来事を、人間味あふれる語り口で描いた画期的回想録。20世紀アメリカ文化事典というべき詳細な訳注を付す。
目次
幼い記憶
バゲロン屋敷
川辺にて
父と母
十代の前半
日曜学校
走る
スイス
パリ
復学する〔ほか〕
著者等紹介
ウィリアムズ,ウィリアム・カーロス[ウィリアムズ,ウィリアムカーロス][Williams,William Carlos]
1883年、ニュージャージー州ラザフォードに生まれる。1963年、同地で永眠するまで、わが土地・人々・ことばを愛し、「ここ、いま」の現実から離れることなくアメリカ語による詩の可能性を追究した。エズラ・パウンド、T.S.エリオットに比肩する、20世紀アメリカを代表する詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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