出版社内容情報
夭逝したルネッサンスの無名詩人がギリシアの墓碑に寄せる熱烈な称賛が、ギリシアを愛する東洋の老骨の訳筆によって今ここに蘇る。
リルケを深く感動させ、ゲーテをも落涙せしめたという、生者と死者との魂の交感を永遠に石に刻んだギリシアの墓碑のもつ圧倒的な魅力を詠った無名詩人の詩には、時空を異にするわれわれ日本人の心をもとらえ、揺るがせるものがあるかと思われる。―加部雛子
ネーモー・ウーティス[ネーモー ウーティス]
著・文・その他
沓掛良彦[クツカケヨシヒコ]
翻訳
著者等紹介
沓掛良彦[クツカケヨシヒコ]
1941年生まれ。狂詩・「姦詩」・「非句」・戯文作者。戯号:枯骨閑人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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