内容説明
精緻な抒情で日本語の詩の風景を一新した『水駅』以来、精神の定型化を拒み、一貫してあらたな詩のすがたを模索してきた、四半世紀を越える果敢な詩的試行の全貌をあかす。『娼婦論』から『空中の茱萸』まで12冊の既刊全詩集を収める720頁の大冊。
目次
詩集『娼婦論』(一九七一年)
詩集『水駅』(一九七五年)
『鎮西』(一九七八年)
詩集『あたらしいぞわたしは』(一九七九年)
詩集『醜仮廬』(一九八〇年)
詩集『遣唐』(一九八二年)
詩集『針原』(一九八二年)
詩集『倫理社会は夢の色』(一九八四年)
詩集『ヒロイン』(一九八六年)
詩集『一時間の犬』(一九九一年)
詩集『坑夫トッチルは電気をつけた』(一九九四年)
詩集『渡世』(一九九七年)
詩集『空中の茱萸』(一九九九年)
初期作品 一九六一年~一九六七年