内容説明
最も愛され親しまれてきた戦後詩人の魂の記録。
目次
1 1961~1970年(わたしのアンソロジー;詩人の語感;詩のなかの「私」;菱山修三氏の思い出;清岡卓行の芥川賞受賞のこと ほか)
2 1971~1978年(自在で無碍の『第四の蛙』について;消えゆくもの;言葉と事件と他者意識;鮎川信夫断片;開かれた精神 ほか)
3 死と死の間(見ず、働かず;意外なこと;病後に思うこと;変化の感覚;寂寥と孤独;死と死の間 ほか)
4 赤裸々にかたる―詩人の半生(詩集『ひとりの女に』の出版;幻の周遊紀行;飲んだくれ;「トニオ・クレーゲル」など;亡き友のこと ほか)