内容説明
昭和という時代を生きた、父へ、母へ、祖父たちへ、戦後世代が渾身の、言葉をもって歩み寄る。清新な詩境をひらく、待望の新詩集。
目次
青春とタンゴ
蝶の模様
父の指先
作業服
小骨
余計な音
八月の声
杖が届く
ラジオの言葉
アルバムの空白〔ほか〕
著者等紹介
齋藤恵美子[サイトウエミコ]
1960年生まれ。聖心女子大学文学部卒。詩集に『最後の椅子』(2005年、思潮社、第8回駿河梅花文学賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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