内容説明
屋根つきの長い回廊を行き交うわれわれの日常、その上を過ぎ越していく波の音と飛沫。何かに少しずつ浸食され、何かが少しずつ壊されていく―敗戦後を生き抜いてきた詩人がいま果敢に立ち上げる孤独な魂の抵抗、22篇。
目次
洞へ
鷲がいて
虹とともに
画家の自画像
窓辺の少女
内なる光の聖女
まだ手探りしている天使
昔の庭の植物
薔薇の風
砂の上の花〔ほか〕
屋根つきの長い回廊を行き交うわれわれの日常、その上を過ぎ越していく波の音と飛沫。何かに少しずつ浸食され、何かが少しずつ壊されていく―敗戦後を生き抜いてきた詩人がいま果敢に立ち上げる孤独な魂の抵抗、22篇。
洞へ
鷲がいて
虹とともに
画家の自画像
窓辺の少女
内なる光の聖女
まだ手探りしている天使
昔の庭の植物
薔薇の風
砂の上の花〔ほか〕