詩の森文庫
短章集 続―焔に薪を/彩りの雲

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784783720133
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1295

内容説明

「一生がもう終るのに、言い切れぬ事がたくさんあるのに/何を話してもいいのだと、心のどもりを解き放とう。」忘れずに書き留めること、それを若いひとたちが食いつくしてくれること。それが、詩人の願いであった。短章集の豊饒なる魅力をあますところなく味わえる待望の続編。

目次

焔に薪を(日常について;詩とその周辺;人間について)
彩りの雲(詩のリトマス;泣く人;女波男波;にせ物語)

著者等紹介

永瀬清子[ナガセキヨコ]
1906年岡山県生まれ。佐藤惣之助に師事。上京し、詩作を始める。30年、第一詩集『グレンデルの母親』で早くも女性詩人としての地位を確立。おもな著書に『諸国の天女』『焔について』『あけがたにくる人よ』(地球賞受賞)などがある。戦後、現在の赤磐市松木に帰郷、農業にいそしみ、詩作に打ちこむ。95年に89歳で亡くなるまで生涯自己を掘り下げ、生命力の根源を掬いとる作品を書き続けた。詩誌「黄薔薇」を発行、後進の育成にも力を注いだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品